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BE AT TOKYO LIVE STREAMING vol.0

新たなカルチャーのはじまり。オープニングイベント「BE AT TOKYO LIVE STREAMING vol.0 」をレポート!

2021.02.05

今年の春夏は自宅でたっぷりと過ごした人が多かったのではないだろうか。そして、恐らくそれは、とても素晴らしい時間だったはず。例えば、庭仕事に精を出してみたり、Zoomでの会議に疲れたら長閑な公園で夕陽を眺めてみたり。さらには、これからの生き方や未来について想像力を巡らせてみたり。つまり、これまでとは違う新しい時間の使い方、流れ方が生まれたということ。そう、ニューノーマルの始まりである。

2020年10月12日、ついに「BE AT TOKYO(ビー アット トーキョー)」が始動した。

これは、東京から新たなクリエイター(表現者)を生み出すための、メディアとユーザーがオンラインとオフラインで混じり合うことを目的とした、ユーザー参加型プラットフォームです。
決まったフォーマットやカテゴリを設けず、時には情報を発信するメディアとして、才能が集まるスタジオとして、実験を繰り返すラボとして、届けるためのショップとして、テクノロジーを使ってトランスフォームしながら、すべてのストーリーを紡いでいきます。また、今後は新たなパートナーを増やしながら活動を広げていく予定です。

そして、そのオープニングイベントとして当日開催されたのが「BE AT TOKYO LIVE STREAMING vol.0 」。

場所は、アーティスト宇川直宏が開局した、日本初のライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「S/U/P/E/R DOMMUNE」。出演者には、んoon、VIDEOTAPEMUSIC、YPY+関口大和、STUTSといった豪華アーティストたちが名を連ね、さらにはDOMMUNEが得意とするVJの視覚演出を届けるなど、「BE AT TOKYO」として伝えたいメッセージを、参加者全員がパフォーマンスを通して体現してくれた。

DJ Akie
2018年大学卒業後、大阪にある「newtone records」にてレコードバイヤーを務めた後、現在は東京に拠点を移しヴァイナルのDJとしても活動。現場の空気に合わせたオールジャンルの選曲は、バイイングで培われた知識と技術あってこそのもの。正直20代とは思えない。

んoon
2014年結成。名の由来は、感嘆(あるいは無関心)を表す日本語の擬態語「ふーん」から。ジャンルを無駄にクロスオーバーさせるより、その境界面に揺蕩うことを重視するスタイルは、心に響く言葉と音を聴けば誰でも理解できるはず。ボーカルJCの歌声がとにかく素晴らしかった。

VIDEOTAPEMUSIC
もはや忘れ去られてしまった古今東西にあるVHS(ビデオテープ)をサンプリングして映像と音楽を同時に制作。VHSの映像とピアニカを使ってライブをするほか、他アーティストとの映像を使ったコラボレーションも行ったりとパフォーマンスの幅も広い。当日もスペシャルゲストでロボ宙さんが登場したりと、フロアを大いに沸かせてくれた。

YPY+関口大和
カセットMTRを2台使い、DJ的な手法を用いながらコラージュ的にグルーヴを紡ぎ出す日野浩志郎による電子音楽ソロのYPYと、光を媒体とした映像/造形作家の関口大和と共演。没入感満載の音と見たこともない立体スクリーンが織りなす世界観に引き込まれた人も多いはず。

STUTS
1989年生まれのトラックメーカー/MPC Player。自身の作品制作、ライブと並行して数多くのプロデュース、コラボレーションやCM楽曲制作等を行う。前衛的で実験的、かつ情熱的なプレイスタイルに、観ているこちら側も胸が熱くなってしまった。

おかげさまで非常に多くの方々にご覧いただき、逆に反響の大きさに驚いたほど。結果、大盛況のうちに幕を閉じることができた。本格始動に向けて、今後も新たなイベントを実施していくので、その動向も含めて目を離さないでほしい。

BE AT TOKYO LIVE STREAMING vol.0
配信チャンネル:S/U/P/E/R DOMMUNE
配信日時:2020年10月12日 ※配信終了
LIVE:んoon, VIDEOTAPEMUIC, YPY+関口大和, STUTS
DJ:Akie
VJ:DEVICEGIRLS
LIVE STREAMING:宇川直宏(DOMMUNE)
https://www.dommune.com

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