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TOKYO LOCALS

港区 / MINATO

ちょっと近いが一番たのしい

2021.06.24

Text:三浦えり

第6回 港区の芝生は続くよどこまでも。

ときどき芝生の上で寝転がってゴロゴロしたいときってありませんか? 夏フェスなんかで音楽を聴きながらビール片手に芝生でのんびり過ごす時間が好きだけど、この1年くらい夏フェスにも行けず芝生でゴロゴロができていない状況だ。天気が良くて日差しが気持ちの良い日はその思いがより一層増してくる。そんな思いが募っているせいなのか、出かけたときによく芝生を目にする。平日だと幼稚園児と先生が楽しく過ごしていたり、休日には近所の家族がシートを敷いてピクニック気分で過ごしている。うらやましくもあり、「今度、旦那さんを連れて芝生でゴロゴロしよう」なんて考えていて、ふと気づいたのが「港区って芝生が多くない?」ということだ。

TOKYO LOCALSの第1回目でご紹介した「有栖川宮記念公園」にも高台の図書館の横に芝生がある。そして芝生と言えば何と言っても「芝公園」がある。東京のど真ん中にあんな広大な芝生があるのは、ある意味、大都市の象徴なのかもしれない。そして、ちょっと前に仕事で訪れた港区の新しいスポットもまた芝生が広がる場所なのである。

「SHARE GREEN MINAMI AOYAMA」は青山一丁目駅から徒歩5分。環状3号線沿いに2019年にオープンした商業施設だ。敷地内にはカフェやイベントスペース、フラワーショップが並びオフィスもあるのだそう。仕事の休憩で芝生に寝転がる……、なんて最高なんだろう。

頼んだのはアイスのアールグレイ。

こちらのカフェのコーヒー、実はBE AT TOKYOが原宿ラフォーレで運営しているBE AT STUDIO HARAJUKUのワーキングスペースで飲めるコーヒーなのだ。建物の中も広いのでゆったり時間を過ごせるけど、やはり飲み物片手に芝生でゴロゴロ……、最高な時間だ。

敷地の周りにはあまり見掛けない植物たちが並び、外国に来たような気分にもなったりする。また、お隣のフラワーショップではお花だけでなく、観葉植物もたくさんの種類があり、ピンと来るものに出会えること間違いないと思う。私はずっと探し求めていた花瓶を発見したので、次に行くときには購入しようと決めている。

「SHARE GREEN MINAMI AOYAMA」のお隣にはさらに芝生が広がる大きな公園がある。港区の芝生は続くよどこまでも。

それでは!

書き手

三浦えり

雑誌、webメディアを中心にフォトグラファーとして東京で活動中。ポートレートと季節を掛け合わせた写真作品を制作したり、社会課題へ写真で向き合うことに挑戦しています。趣味は美術館巡り、読書、音楽。

Instagram:@eripope
Twitter:@eripope
https://erimiura.com/

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