BEAT CAST
CLOUD LOBBY DESIGNER
UMPEI OHURA
ファッションデザイナー・大浦雲平が見据えるファッション文化の未来。
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TOKYO LOCALS
豊島区 / TOSHIMA
2021.06.26
こんにちは!Chiakiです!私の記事では豊島区におけるサブカルチャーについて紹介するわけですが、今回は豊島区でよく見られるファッションスタイルについてご紹介したいと思います。
前回の記事で、豊島区、とりわけ池袋駅周辺がアニメの聖地として確立しつつあるという話をしました。いわゆる「ヲタク」が集う場所になっているのですが、街を見渡して歩いていると、女性のファッションにある共通点を発見しました!
皆さんは「量産型女子」「地雷系女子」という言葉を聞いたことがありますか? これはヲタク系女子に多く見られる、最近確立したファッションやメイクのジャンルを指しています。
今日は池袋の新たな名所になりつつある、「Hareza池袋」の前で街頭ウォッチング! ここでは女性のヲタクたちを中心に、推しメングッズの購入や交換を楽しむ姿が見受けられます。彼女たちのお洋服は……、黒いトップス!ふわふわしたレースやチュール素材がとっても可愛らしいです! ボトムスにはグレンチェック柄のミニスカート、足元はローファーや厚底のボリュームシューズが人気のようです。髪型はツインテールやポニーテール、ヘアアクセサリーやバッグには風になびくリボンがついています。装いだけでなく、メイクまでもお人形さんのようです! 女の子なら一度はやってみたいファッション(個人的にですが!)。その光景は画一的で、まるで同担(自分と同じ推しがいる人のこと)と同調し、一緒になってその推しメンを応援しているようです。
思い切って2人の女性に声をかけてみました!
「こんにちは〜!」
「……」
「ここ周辺の女性のファッションについて取り上げてるんですけど、少しお話聞かせてください! 今日のファッションのポイントは?」
「特に……」
「ここにはよくいらっしゃるんですか?」
「友人とよく来ます」
「今日は何かお目当てのもの買えましたか?」
「今日は見に来ただけなので、何も買っていません。推しのキャラがたくさんいたので満足です!」
なんともテンションの差と壁を感じるインタビューになりました……(笑)。これで心が折れてしまい、これ以上のインタビューは断念。次回何かのテーマでまた、インタビュー企画に再挑戦したいと思います。
ひと昔前に、秋葉原がヲタクの地として有名になり、メイドカフェやフィギアショップなどが注目を集めていました。それらは男性を対象とし、受け入れられていた印象を持っています。だとすれば、ここ池袋のアニメの地は「女性向け」のような気がしました。確かにインスタ映えを狙ったアニメとのコラボカフェが多かったり、周辺には洋服を多く取り扱う商業施設が建っていたりと、女性がおのずと集まる条件が揃っているように感じます。今やヲタク文化はマジョリティ文化! 皆さんも推しメンを見つけて、サブカルチャーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
それでは、今回はこの辺で!またお会いしましょう!最後まで読んでいただきありがとうございました!
書き手
Chiaki
豊島区在住。舞台芸術・ファッションなど、現代文化を専攻する大学4回生。ダンサーとしての顔も持ち、メディア出演多数。新しくて可愛いものが大好きな、元気いっぱいの23歳です。Instagram、Twitterもチェックしてみてください!
Instagram:@cheer_key_official
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東京23区に住む人が、自分の区の情報を紹介していくブログコンテンツ。