SCROLL DOWN

TOKYO LOCALS

新宿区 / SHINJUKU

LOCALな新宿での日常

2021.08.08

Text:Piskoooh

第9回 地元小学生オススメのグルメ+α

都内4回目の緊急事態宣言が決まる中、同居の弟が高熱、自身も微熱を発症。万が一のことがあったので、1週間のお休みをいただきました。幸いにもPCRと抗原検査どちらも陰性という結果。一安心です。いざ体調を崩すと怖いものですね……。読者の皆様、くれぐれもご自愛ください。

そんなこんなで1週間遅れの新宿第9回を執筆する。前回、後半戦は新宿都心部を開拓します! などと宣言したわけなのだが、ここでリトルPiskooohが顔を出す。

リ「人の多いとこ行くの怖くね?」

主「いやいやでも前回、繁華街開拓する言ったじゃん」

リ「でも馬場近辺で書き残したお店あるじゃん……?」

などとリトルPiskooohと葛藤。考えた末。今回は再び慣れ親しんだ高田馬場駅の近辺を開拓する。方針が二転三転してすみません……! 第6,7回で紹介した「立ちスパアッパーカット」。いつまでここ紹介すんねん!ってツッコミはさておき、ここで気になる張り紙が。第9回は、これを参考に開拓を進めた。その張り紙がこちら。

これは、地域活性化を目的に地元の戸塚第二小学校の児童が作成したグルメ紹介。知らないお店がちらほら。この中から気になった「④三歩一」を訪ねることに。戸塚第二小6年2組の皆さん、情報提供ありがとうございます。

高田馬場駅から徒歩10分といったところだろうか、まずは「鶏そば 三歩一」にやってきた。メインの早稲田通りを一本入った路地に立地する。外観はこんな感じ。

小学生がこんな渋い雰囲気のラーメン店をオススメするの!? と驚いたが早速入店。14時過ぎの遅い時間帯であったが、店内は混雑気味。期待が膨らむ。濃厚鶏そば、つけ麺など複数メニューがあったが、初なのでイチオシの鶏そばを注文。煮卵と炙り蒸し鶏をトッピングしてちょっと豪華に。

見た目が綺麗! ラーメン激戦区の高田馬場。その多くはこってり系もしくは油そば。透き通ったスープにどこかを新鮮さを感じた。透明感のあるスープだが、深みのある味わい。これと歯ごたえのある細麺の相性が抜群! 至福の一杯であった。途中、魚粉で味変するのが個人的にオススメ。

胃袋を満たした後、店主さんに少しお話を伺った。元々は、埼玉県の某ラーメン店で修業を積んだそう。修行の後、都内のラーメン激戦区で勝負したい! とのことで高田馬場に店を構えたとのこと。コロナ禍でかなり厳しい面もあるが、最高の一杯を今後も届けたい思いは変わらないという。

海外向けラーメンガイドブックに掲載されるなど、その実力は確かだ。その上、地域の小学生にオススメされるほど地元にも愛されている。一本入った路地で地域に根付いた鶏そば店、ご賞味あれ。

お昼を済まし、授業へ。お気づきの方も多いかもしれないが、僕は早稲田の学生。キャンパスに向け、早稲田通りを歩く。これを通称「馬場歩き」という。大学4年目となると何度この道を往復したことか。歩くついでに早稲田通り沿いの小学生オススメスポットを写真で紹介しよう。こちらも是非、足を運んでみてほしい。

伊勢屋

第9回、地元小学生のグルメ紹介を基に執筆させてもらった。チラシの目的である、地域活性化の助力となることを願う。

書き手

Piskoooh

新宿区に生息する理系大学生。学生生活を自転車旅に注ぎ、四国お遍路、日本一周、47都道府県訪問を達成。この経験を自身のブログにて気まぐれに発信中。最近はVR/ARの産業活用について研究する日々を送る。

Twitter:@piskoooh2020

PROJECT TOP

TOKYO LOCALS

東京23区に住む人が、自分の区の情報を紹介していくブログコンテンツ。