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TOKYO LOCALS

豊島区 / TOSHIMA

アートとカルチャーで魅せる都市に

2021.08.10

Text:Chiaki

ふくろうが見守るワケ

こんにちは!Chiakiです!私の記事では、豊島区のサブカルチャーについてご紹介していくわけですが、今回は豊島区の「ふくろう」についてご紹介していきたいと思います!

池袋駅にある「いけふくろう」は、待ち合わせスポットや観光地として有名ですが、なぜ「ふくろう」か知っていますか? 池袋の「ふくろ」に掛けられていると、多くの人は察すると思います。しかし! それだけではなく、もっと深い理由があるようです……。

豊島区のホームページを覗いてみると、「ふくろうがいっぱい」という子供向けのページが。開いてみると、ふくろうにまつわるエピソードやフォトギャラリーなど、豊島区とふくろうが深く関わっていることがわかります。さらに調べていくと……古くから伝わる民謡にヒントがあるようです。

「すすきみみずく」という紙芝居。ひとりの女の子が、病気で倒れたお母さんを助けるため、鬼子母神の参道に茂ったすすきを使ってみみずくを作るというお話。そのみみずくのご利益でお母さんの病気が治り、その後もみみずくは町の守り神として伝承されていったそうです。この民謡からもわかるように、ふくろう(特にみみずく)は豊島区の守り神として祀られているのです。鬼子母神については、私の過去の記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね!

ここからは、守り神としてのふくろうを実際にご紹介していきます。先にお話した、池袋駅の「いけふくろう」はもちろん、他にもふくろうモチーフのオブジェが数多く存在するのをご存知ですか? まずは池袋駅西口にあるミスタードーナツ前のふくろうオブジェ。今にも羽ばたきそうな、かっこいいふくろうです。もうひとつは、Hareza池袋前にある、ふくろうの絵が描かれた郵便ポスト。なんとも愛らしい姿に、無駄にお手紙を投函したくなります(笑)

さらに、マンションの入り口にオブジェがあったり、通りに沿って石碑になっていたりと、豊島区を歩けば、他にもたくさんのふくろうを発見することができます!

いかがでしたか? これで「いけふくろう」を見る目も変わりますよね。街の至る所に存在するふくろうは、まさに守り神です! 皆さんもぜひ探してみてください!

それでは、今回はこの辺で!またお会いしましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

書き手

Chiaki

豊島区在住。舞台芸術・ファッションなど、現代文化を専攻する大学4回生。ダンサーとしての顔も持ち、メディア出演多数。新しくて可愛いものが大好きな、元気いっぱいの23歳です。Instagram、Twitterもチェックしてみてください!

Instagram:@cheer_key_official
Twitter:@CheerKey0422

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