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TOKYO LOCALS

目黒区 / MEGURO

ENJOY MEGURO

2021.09.02

Text:KOMO

第12回「自由が丘の煙」

目黒区のスターターとして始まったTOKYO LOCALSも今回で一区切り。

最後はここまでやりきった自分への褒美として目黒の名店「とんき」で考えていたのですが、ここまで取材で得た繋がりで決めたいと思い、8回目の「目黒のさんま」で訪れた和菓子屋の女将行きつけだというお店に行ってみました。

自由が丘の「老舗焼肉 京城園」さんです。

正面口から歩いてものの数分で到着。自由が丘というと、東京のヴェネチアと呼ばれるインスタスポットや、スイーツのお店も多いです。実はモンブランが自由が丘発祥のケーキって知ってました?

そんな「老舗焼肉」の冠通り、懐かしさ溢れる入口のディスプレイがお出迎え。

焼肉と店名が交互に並べられた階段を上ると数組の待ちが。

それもそのはず、平日の焼肉ランチは税込みで1,000円からと破格の安さ!

週末は階段下まで列ができることも。

ランチはレバー定食も有名だそうですが、今回は迷うことなく焼肉・ご飯大盛(1,520円)をチョイス。

店内は想像していたよりも広く、客層もファミリーや自由が丘マダム、サラリーマンとは多種多様です。地元の方に愛されているのが分かります。

提供は早く、まず運ばれてきたのはライスとスープ。(ちなみにライス大は本当に大盛なので注意デス!)

そしてお待ちかね、主役の肉が登場。ラインナップはタレに浸かったカルビと霜降りロースのミックス。

特にこの霜降りロースが美味しい!

タレも甘すぎず、ご飯が進みます。見た瞬間無理だ……と思った大盛も意外と食べれてしまいます。

夢中で食べてると、「これどうぞ!」と店主のお母さんから、なんと大根の糟漬けのサービス。口の中の油をさっぱりさせてくれるのが嬉しい。

あっという間に最後の一切れに。

目黒に引っ越してきてちょうど1年。

この3カ月でこの企画に携わらなければ出会えなかった人、知れなかった場所がたくさんあり、タイトル通り目黒を「ENJOY」できました。

自ら行動することで得られるものって本当に多いです。

そんな僕のTOKYO LOCALS(目黒区)は、自由が丘の燻る煙と共にこれにて終わりです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

書き手

KOMO

目黒区在住。西小山で半地下暮らし。2020年に引っ越すまでは生まれも育ちも埼玉県。行ってみる、やってみる、聞いてみる、買ってみる、食べてみるの5つの「ミル」を駆使して自分なりの視点で目黒区の魅力を発信していく。料理が趣味。味のあるヒトやモノが好き。

Instagram:@como54

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東京23区に住む人が、自分の区の情報を紹介していくブログコンテンツ。